楽天は、4月22日付けで國重惇史副会長が「一身上の都合により」辞任したと発表した。同時に國重氏は、子会社である楽天証券や楽天カード、楽天インシュアランスプランニング、楽天生命の取締役、楽天銀行の会長も辞任した。
國重氏は住友銀行(当時)出身で、楽天の金融事業や企業買収などで貢献してきたとされる、まさに楽天グループの「ナンバー2」「三木谷浩史会長の右腕」だったが、その辞任の理由である「一身上の都合」とはなんなのか?
今回、不倫というキーワードで狙われる國重氏、あんまり一般的に有名な人じゃないけど、実はこの人はベンチャー界隈でも、某旅行業界の風雲児、S会長に並んで重鎮。
GMO、ソフマップ、ソフトバンク、アスキーと著名な企業すべてにコネクションを持っているフィクサーと言ってもいい人で、住友銀行出身のスーパーエリートだ。
後述する経歴の通り、MITのMBAを1969年にとっていて、その時出来た人脈とノウハウのおかげか、バブルのあと融資では儲けが出ない体質になった住友銀行で手数料ビジネス、証券ビジネスを推進して、西川頭取とともに銀行を立ち直らせたキーマンでもある。
今回、椿事で退任というけど、こりゃ楽天グループに何らかの外圧がかかってる可能性もある。
具体的には、総会屋を使ってグループを食いにかかっている外資やライバル企業がいるんじゃないのか。具体的にはアマゾンとかアマゾンとかアマゾンとか。
キャッシュ(LBO込)で1兆円くらい、株式交換スキームで飲み込みにかかれる企業でも評価額1,5兆円工面できりゃ、確かに楽天は食い頃といえる。
そうでもなきゃこの手のベンチャー界隈で下の話がスキャンダルに発展することはまずありえない。
そういうことが起きないシステムはみんなが知らないだけで整っている、あんまり具体的なことを書けないけどな。
総会屋に狙われたらこうなる、実例
たいていこうした事で役員から切り崩しにかかるときに、食べ頃の果実に見える毒饅頭を食わせて心を折ってしまうのがプロのやり口である。
ひところ、不正融資で大騒動になっていた中国ベンチャーの有名人、UFOのおばちゃんも不正融資を銀行からせびり取るために、某銀行の幹部に女子高生を掴ませて、淫行条例で通報するとゆすりまくっていたと噂を聞く。
そして敵対的買収などで盾になりそうなやつからまず枝打ちして、丸裸になった幹を食いにかかる。
繰り返すけど、ベンチャーがいくら突如大金持ちになっても、案外出てこないスキャンダルは、それが出てこないように仕組みが整ってるからだ。
互助的な仕組みがすでに完成している。
なぜ國重氏のような重鎮が、到底ありえないそんなトラブルに巻き込まれたのか。
そこには何かの意志がある。
一年先か、二年先か。
それは楽天グループの人事で現れるかもしれないし、ロイターや日経がすっぱ抜く資本や経営上のニュースかもしれない。
こういう門閥化する企業群をベンチャーと呼んでいいんだろうか。
やっぱりワイルドキャッターの匂いがしない連中が俺は好きになれなかった。
文無しになったらスーツをタキシードに着替えてアルバイトからやり直せる不屈の根性、
使えるものなら道端の鉄くずでも拾ってポケットに入れる
山賊みたいな憎めない連中が俺は好きだ。
だからこそ山師の中で毛並みの良さ、学歴、血筋を誇る奴は俺は好きになれない。
フロンティアスピリットはジーンズをはいて馬に乗って体現するもんだよ。
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輝く経歴、重たい実績 國重氏がたかが女性スキャンダルで潰れることはありえない
疑われる事態の背景
【学歴】昭和43年3月東京大学経済学部卒業
昭和49年6月米国マサチューセッツ工科大学スローン校MBA取得
【経歴】
昭和20年12月23日生
昭和43年3月東京大学経済学部卒業
昭和43年4月㈱住友銀行(現㈱三井住友銀行)入行
昭和49年6月米国マサチューセッツ工科大学スローン校MBA取得
昭和62年4月渋谷東口支店長
昭和63年4月業務渉外部部付部長
平成2年11月審議役融資第三部(東京)出仕
平成3年11月本店営業第一部長
平成5年5月丸ノ内支店長
平成6年6月同行取締役丸ノ内支店長
平成7年5月同行取締役日本橋支店長
平成9年4月同行取締役本店支配人東京駐在
平成9年6月住友キャピタル証券㈱代表取締役副社長
平成11年3月DLJディレクトSFG証券㈱(現楽天証券㈱)代表取締役社長
平成16年3月楽天㈱常務執行役員 金融事業カンパニー社長
平成16年9月㈱あおぞらカード(現楽天クレジット㈱)代表取締役社長
平成17年3月楽天㈱取締役 常務執行役員 金融事業カンパニー社長
平成17年6月国内信販㈱(現楽天KC㈱)取締役副会長(現任)
平成17年9月楽天㈱代表取締役 副社長執行役員 金融事業カンパニー社長
平成18年9月楽天証券ホールディングス㈱代表取締役社長(現任)
平成18年10月楽天証券㈱代表取締役会長(現任)
平成18年11月楽天㈱代表取締役 副社長執行役員(現任)
平成19年10月楽天証券ホールディングス㈱副会長via: 国重惇史 楽天【元社長データ】
楽天は、4月22日付けで國重惇史副会長が「一身上の都合により」辞任したと発表した。同時に國重氏は、子会社である楽天証券や楽天カード、楽天インシュアランスプランニング、楽天生命の取締役、楽天銀行の会長も辞任した。
國重氏は住友銀行(当時)出身で、楽天の金融事業や企業買収などで貢献してきたとされる、まさに楽天グループの「ナンバー2」「三木谷浩史会長の右腕」だったが、その辞任の理由である「一身上の都合」とはなんなのか?
その理由とおぼしきスキャンダルを、4月24日発売の「週刊新潮」(5月1日号/新潮社)が報じている。
そのスキャンダルとは、都内在住の専業主婦と國重氏がダブル不倫をしていたというもの。記事によれば、昨年4月、お互い仮面夫婦状態であった2人は、東京・赤坂の國重氏の自宅マンションで関係を持ったという。
毒饅頭女の恫喝手段は妊娠・中絶、「暴力を振るわれた」がお決まり
「一緒に水子供養を」「お墓を建ててあげたい」などと執拗に迫るのが手口
また、昨年11月には、國重氏はこの女性に対して暴力沙汰を起こしたため女性は連絡を絶つも、頭を丸めた國重氏の謝罪により2人は復縁。その後、女性は妊娠するが、國重氏が別の女性と浮気していたことが発覚。結果、流産してしまったという。
新潮の取材に対し、國重氏は「挿入しなければ不倫ではない」と返答し、女性との関係はすべて「ごっこ」であったと否定している。しかし、女性と裸で抱き合っている写真が存在することについては「事実」と認めている。
また、記事には、國重氏が女性に肉体関係を求め拒否されると、頭部へ暴行を加えたという記述もあり、被害を受けた女性は警察に告訴の相談をしたという。
ホンモノの金と地位、権力は女性スキャンダル程度でびくともしない
名実ともに大物の國重氏に一体何があったのか?
不倫や暴力沙汰が事実だとすれば、國重氏が楽天グループ内の要職を辞任するのは当然の判断といえよう。
楽天といえば昨年12月3日、東京証券取引所第1部に上場し、会長の三木谷氏は、「新経済連盟」の代表理事や安倍政権の産業競争力会議メンバーとしての公的な活動も目立つ。また、10年7月より「社内完全英語公用語」を実施し、社内全員にニックネームを付けていることも話題に。ただし、かつて当サイトの取材に対し楽天社員が語ったところによると、「会議中に重要な話が出たときは、1回英語で言った後に、『ここは大事な点なので、日本語で言います』」という。
地位や名誉、お金を手にすれば異性にモテるのは想像に難くないが、女性問題をこじらせれば、それまで築きあげてきたキャリアを一瞬で失ってしまうのも事実。國重氏と関係を持っていた女性は、暴行を受けたことに関して告訴の準備をしているとのことだが、國重氏が楽天の副会長を辞任したことで問題が収束するのかは不透明だ。
(文=本多カツヒロ)
沸いてくるクソコメ、踊るクソリプ。年単位でつきまとうネットストーカー。
日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
コメント欄は日本有数の保守(ホモ)、ネトウヨ、ネットトロル博物館となっております。
義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
記事の内容と関係ないけど、総会の動画で話しにあがっている田中さん、小学生のころ校門のすぐよこに沖電気の入り口があって、そこでたまにギター持って歌歌ったり、風船くれたりしてました。
変わった人だなと思ってましたけど、色々あったんですね。
まさかいつも読ませていただいているこのサイトでこの人のことを知るなんてって感じです。
ちょっとなつかしくて米しちゃいました、記事と関係なくてすみませんw
@匿名
探したけど昔の総会の動画って意外となくて。
こういう主義主張だけでガチでやってる人の暴れ方もすごいなと思ったんですが、知ってる人だったのですか。
コメントは雑談も兼ねてますし、お問い合せは読者の皆さんの人生相談コーナーでもあったりしますので、気にしないでくださいw
時々、シリアスな人生相談にもボランティアで乗ってるんです。。
軍荼利様はじめまして。偶然にこのサイトを訪れて衝撃を受けました。
具体的には本記事で、「具体的にはアマゾンとかアマゾンとかアマゾンとか。」と述べられた箇所です。
今回オバマが来日中に安倍へのイラつきやTPP先送りの不満もあった中、同時進行で週刊新潮が國重の破廉恥罪を暴きました。
わたしはオバマの来日とは無関係に、この完全に仕込まれた証拠に基づく記事を読んで、「これはもしかすると誰かが仕込んだ
ハニートラップかもしれないが、いったい誰が何に対して仕組んだ謀略のシグナルなのか?」と漠然と考えていました。
そうした経緯があったので、この記事に妙に惹きつけられたのです。
よく考えてみれば、アメリカの政治家は日本とは違って、完全なる米国企業の私的顧問なのであります。
あくまでも米国企業の利益を追求するのが仕事であり、その結果としての国民の利益ということなのでしょう。
オバマが韓国に行った今日続いて、楽天の二重価格疑惑が社会記事となっております。
日本における超法規的なアマゾンの活躍にはかねてから疑念があったところですが、今後は楽天まで潰しにかかるとお考えですか?
@ugajin さん
はじめまして。アマゾンじゃなけりゃDeNAも事業形態からしてやりかねないですが、牛が象を飲み込むのは厳しいので、多分もっと巨大なものだろうと思いました。
もちろん、単なるシステムから外れた自由恋愛に失敗しただけかもしれませんけど、あれほどのビジネスパーソンに引導を渡しきるスムーズさってなんだ?と。
それくらいの大物です、國重氏は。
アメリカのEビジネスの企業からすれば、日本市場の完全制圧は結構厳しい物があります。
B層のクレジットカード代わりになった携帯電話と、キャリアメールでクローズされたシステム。
その顧客をアマゾンは取り込めていませんし。
アメブロと楽天はそういう意味で言えば、「最後の15%」を埋め合わせるピースなのは間違いないので、三木谷氏の持ち株動向を観察しながら食いに掛かる可能性は十分あると思います。
今が持株比率35%ほど。
あと1,2回増資や売り出しがあれば準備完了となります。
それまでに王様の鎧をはぎ兜を隠してやろうと思う奴はいると思いますね。
早速にご回答いただきありがとうございます。
>B層のクレジットカード代わりになった携帯電話と、キャリアメールでクローズされたシステム。
>その顧客をアマゾンは取り込めていませんし。
さすが軍荼利様ですね。B層に関する取り込み戦略の切り口は思いもつきませんでした。
やはりB層の取り込みは、何を展開するにしても重要なポイントになるのですね。
GoogleやAmazonなど、とても一企業の力だけで展開できるビジネスモデルであるとは思えませんでした。
漠然とですが、国家権力もしくはそれ以上の権力が背景になければとうてい難しいようなことも、サクサクと
行って来ているいるようにも思えます。
とくにGoogleなどはNASA内にも事務所を構えているようですし、軍産複合体とのつながりも考えられますか?
隠された情報をご教示いただき誠にありがとうございます。これからも読ませていただきます。
@ugajin さん
アメリカのニューテクノロジー産業というのが、根本的に大学や民間でも巨大な研究施設で開発された技術をコアにして事業が成立しています。
というか、これは世界各国全てそうです、主に日本や、東南アジアやアフリカの国以外は。(そうじゃない国は下請けや消費者になっている)
アメリカのベンチャービジネスの日本との大きな違いは、獲得できる資金が巨額であるってことです。
つまり、東京メタリック通信のような企業が起きて、資本を集めることが容易なわけです。
その背景には、官民一体となった技術開発と、その市場化(政府が買い上げることも辞さない)の確立された一連のシステムがあります。
多額の投資をしても、上場する市場の毎日の出来高など巨額なわけで、そのマネタイズが可能です。
日本だと、単一の新興企業に10億円投資したら、ぶっちゃけその回収って絶望的ですけどアメリカならそれが100億円を超えても余裕で莫大な利益を出せるんです。
軍産複合体とよく言いますが、いわゆる陰謀論としてのそれではなく、国力向上のための官民相互支援は半端じゃないってことです。
Googleは、Aiの開発や検索によるトラフィックの独占で、当然米国の防衛産業にテクノロジーを提供しているはずです。
砂漠の乾燥地帯を有効活用した自動運転のデータセンターなども持っています。
オラクルもIBMも、マイクロソフトもペンタゴンやFBI、CIAの民間公募の事業で巨額の案件を受注して現在の規模まで飛躍しました。
癒着というより、相互支援の産業創出システムと見たほうが正確に理解しやすいと思います。実に良く出来てますよ、これらのシステムは。
これらのコンピューター産業で、多分いわゆる軍産複合体というべき企業はIBMなんでしょう。
日米どちらの政治にも非常に密着してます。
暴力団や仕手筋とも知られざるネットワークを持っています。
勝共連合の時代にアメリカ政府の意を受けて日本に進出してきたフロント企業なんでしょうね。
軍荼利様
何度も煩わせて申し訳なく存じます。
仰る、勝共連合=KCAI=CIA=正力松太郎=読売新聞=自民党=暴力団・右翼・総会屋・仕手筋=の認識として、
これらを経済活動上で利用するフロント企業(米国産業創出システム)がIBMであったと理解していいですか?
閑話休題。
軍荼利様がお奨めの書籍が何かありましたら、是非ともお教えください。
日本をはじめに、世間や世界の事をもっと勉強してみたいと思います。
@ugajin さん
アスクレピオス詐欺事件、日本の新興企業の粉飾決算事件と、国際展開している商社やIBMの社員が関わっています。
そしてそのメンバーの顔ぶれは個性的です。
例えば、政府が政府と表向き関係ないことにしている何かの組織を持っていたとして、その活動資金をどうしますかね。
三無事件の関係者が関与している日本会議、アメリカ政府も同じようなものを持っているかも。
そうした団体が地下活動の資金を確保するのに手っ取り早いのは詐欺と仕手戦です。
政府が司法に圧力をかけて、組織側に逮捕者を出さなければいくらでも稼げると思いませんか?
これらの事件の疑問点は、
・一体なぜサラリーマンがそこまで深く裏社会と関わったのか
・内部の決済者まで巻き込んだある種組織的な活動は、労組のように存在を黙認されている団体性を感じる
・それらが継続的に代々受け継がれていない限りそこまで大掛かりな事件は起こしようがないんじゃないか
・儲けた金は、どの事件も巨額にもかかわらず金の行方を発見できていない
私は http://facta.co.jp/article/200704066.html この事件の関係者を知ってますけど、そういう匂いを感じずにいられないですね。どう考えても資金的な帳尻もおかしかったし。
そして新興IT上場企業で起きた事件、IBMが無関係だったことがありますか。ないはずです、ほとんどが。
関係してない事件では一人残らず全員手錠を回されている。
ちなみに、おすすめの書籍ですが、この記事に掲載している書籍がいいのではないですか。
経済的原理を理解するのにちょうどいいと思いますよ。
何事も、今何が起きているか、とか何をすればいいのかということよりも、「なぜそうなるのか」が大事です。
それさえ理解できれば枝葉末節の知識は必要無くなりますから。